チーム
マネージング・パートナー
校條 浩(めんじょう ひろし)
1978年、小西六写真工業(現コニカミノルタ)にエンジニアとして入社し、銀塩写真フィルムの開発に携わる。
1981年、世界で初めての電子カメラ、ソニー「マビカ」の発表をきっかけに、「30年後にデジタル写真の画質は銀塩写真に追いつく」と予言し、専門をデジタル分野に大きく舵を取る(コニカは2006年に銀塩写真フィルム事業から完全撤退)。
マサチューセッツ工科大学に留学。その後MITマイクロシステムズ研究所、ボストン・コンサルティング・グループを経て1991年に米国シリコンバレーに移住、米国ベンチャー企業と日本企業との戦略提携を進める。
1994年、「シリコンバレーを創った25人」と言われるRegis McKennaに請われ、ハイテク・コンサルティング会社、The McKenna Group (マッケンナ・グループ)にて日本企業グループを立ち上げる。1996年代表パートナーに就任。情報通信、エレクトロニクス、IT分野などの有力企業との幅広いネットワークを築く。
2002年、新しい事業創造を多角的に目指す、 NetService Ventures Group をRichard Melmonと共同設立。
2011年、日本企業の事業創造を目的とする画期的な「戦略的ファンド・オブ・ファンド」、NSV I を立ち上げる。
スタンフォード大学、カリフォルニア大学バークレー校、九州大学、早稲田大学、慶応大学、日本総領事館、JETRO、World Affairs Councilなどでの講演多数。
数多くの日米ベンチャー企業にアドバイス
カーライル・グループ 元アドバイザー、大前アソシエーツ元アドバイザー
大阪市特別参与(イノベーション政策)
SVJEN(シリコンバレーで最大規模の日本人ベンチャーネットワーク組織)ボードメンバー
Japan Society of Northern California、イノベーションアウォード委員会理事
スタンフォード大学ビジネススクールSPRIE/STAJE アドバイザリーカウンシル理事
主な共著書に『日本的経営を忘れた日本企業へ』『成長を創造する経営』、訳書に『リアルタイム』『スマート・カンパニー』『eブランド』(いずれもダイヤモンド社)などがある。また、週刊ダイヤモンド「シリコンバレーの流儀」、日経産業新聞「新風シリコンバレー」にも記事を連載している。
東京大学理学部卒、同修士課程修了。マサチューセッツ工科大学(MIT)工学修士
マネージング・パートナー
Richard Melmon(リチャード・メルモン)
1974年、Intelにて世界で初めてのデジタルウォッチを手掛ける。同社にてマイクロプロセッサーの世界で初めての戦略立案にも関わる。
Regis McKenna, Inc. のマーケティング部長として活躍。Intel, Apple, Genentech, 3Comなどの世界で初めての製品のマーケティング戦略を立案。特にAppleのマッキントッシュの製品発表・展開マーティングは伝説的なものとなる。
1981年、VisiCorpにて世界で初めての表計算ソフト“VisiCalc”を世に送る。
1982年、Trip Hawkinsと共に、世界一のゲーム・ソフト会社に成長したElectronic Arts(EA)を創業した(現在世界一のVCと言われるSequoia Capitalは、EAに出資して大成功したことがきっかけであった)。
1986年、ハイテク専門のマーケティング会社を設立。Sun Microsystems, Adobe, Xilinx, Chips & Technologies などに世界で初めての製品に関する事業展開コンサルティングを行う。
1995年、シリコンバレーのハイテク・コンサルティング会社、The McKenna Group にパートナーとして入社。校條とチームを組み多くの日本企業クライアントに世界で初めての事業に関するアドバイスを提供。
1999年、ハンズオン型VCファンドを立ち上げ、米国ベンチャー企業のインキュベーションを実施。
2002年、新しい事業創造を多角的に目指す、NetService Ventures Group(NSVG) を校條と共同設立。
2011年、Bullpen Capital共同設立し、マネジング・ディレクターに就任。シリコンバレーの数多くのベンチャー企業にエンジェル投資し、アドバイザーを務める。
カリフォルニア大学バークレー校 物理学科卒。スタンフォード大学 経営学修士(MBA)
パートナー
Daniel Kimerling(ダニエル・キマーリング)
オンライン・テクノロジー・サイトのリーダーで知られ後にAOLに買収されたTechCrunchのジャーナリスト及びアナリストとしてキャリアをスタート。後にGiftCards.comに買収されたストアドバリュー・テクノロジーのGiftflyでは初代のChief Operating Officerを務め他後、Y Combinator の一社であり、ファイナンシャル・サービス・コミュニティーにAPIを提供するStandard Treasuryを共同創業者として創立。シリコンバレーバンクのStandard Treasury買収に伴い、API バンキング、オープン・プラットフォーム、グローバルR&Dのシニア・エグゼクティブを務めた。
現在、NSV Wolf Capitolにパートナーである傍らシード・ステージFinTech VCであるDeciensの共同創業者兼General Partnerでもある。
シカゴ大学Booth奨学金及び同校AB/AMの学位を取得。
パートナー
加藤 雅己(かとう まさみ)
1996年ソニー株式会社入社 商品・技術広報を担当
VAIOノートコンピューター商品企画および欧州向けビジネス企画・マーケティングに従事。経営トップに同行し、多くの対外マーケティング活動に参加。
2005年マッキンゼー・アンド・カンパニー東京支社入社。生産性改善オペレーション、ブランドマネジメント、マーケティング戦略立案、コーポレートファイナンスなど多くの経営改革プロジェクトに参画
2007年NetService Ventures Groupに入社、日本代表に就任。情報通信、事務機器、家電など多数の有力企業に向け新規事業創造コンサルティングプロジェクトを担当
シリコンバレーベンチャー企業の企画立案・トライアル実行・立ち上げ支援を「ハンズオン」で推進し、NSVがインキュベーションしたVentureScannerの共同創業者・アドバイザーでもある。
カルガリー大学商学部卒、INSEAD経営学修士(MBA)
ベンチャー・パートナー
Nathan Pacer(ネイサン・ペイサー)
ノースロップ・グラマンの航空宇宙部門にて大型衛星の開発および 新規市場開拓担当。MBA取得後、個人コンサルティングファームを立ち上げベンチャー企業 の財務サポートおよびベンチャーキャピタル業務サポート。 また、MDBキャピタルグループにて、アーリーステージのテクノロジー ベンチャー投資活動に従事。
2013年にNSVに参画し、ファンド運営サポートおよび社内ベンチャーである VentureScannerのインキュベーションに従事。
ミシガン大学航空宇宙工学学士および修士(BSE/MSE)、カリフォルニア大学 ロサンゼルス校経営学にて学士及び修士取得(MBA)。
パートナー
柴田 尚樹 (しばた なおき)
2006年、楽天株式会社へ入社。CEOオフィスにて、執行役員(当時最年少)として、新規事業、投資、ジョイントベンチャー、買収などを担当する。
2009年、東京大学工学研究系研究科助教、Stanford大学CSLI客員研究員として、大量の学術論文からイノベーションの源泉を早期検知する研究に従事。
2011年、AppGrooves Corporationを創業。$6.5mを資金調達し、スマートフォンアプリ開発者向けに世界最大級のApp Store OptimizationツールSearchManを提供する。
2016年 、「決算が読めるようになるノート」を創業。数千名以上の有料購読者を獲得し、2017年に書籍化され、2022年に事業売却。2023年、シリコンバレーでエンジェル投資を本格化し、最初の1年間で40社以上のスタートアップへ投資。
2024年、NSVの「戦略的ファンド・オブ・ファンド」構想とハイブリッドVCの成功に強く共感し、パートナーとして参画。
主なベストセラー著書に『MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣』『テクノロジーの地政学』(いずれも日経BP)などがある。
東京大学 工学部卒、東京大学大学院 工学系研究科 修士課程修了、同 博士課程修了(工学博士)。
オペレーションズ・ディレクター
Midori Lucas(ミドリ・ルーカス)
1983年パソコンOSの草分である米国デジタルリサーチ社日本支社入社。米国本社とOS(CP/M)ライセンシー日本企業とのリエゾンとしてIT業界でのキャリアをスタート。
その後、1989年に米国留学を機に移住。Apple社、Intellisync社、Palm社、Adobe Systems社、McAfee社、Visa社でプロダクト・マネジメントの立場からビジネスの海外進出、特に日本市場向けのビジネス・デベロップメント、ソフトウェア製品の企画・開発プロジェクトチームをリード。また、地元の小規模ビジネスを対象にデジタルマーケティングのノウハウを指導するコンサルティング会社Lynx Marketing, Inc.を創業した経験も持つ。
2017年オペレーションズ・ディレクターとしてNSVに入社。パートナー業務オペレーション、イベント企画、ウェブサイト管理などを担当している。
フェニックス大学経営学部卒。ケラー大学修士(MBA)及びフルセイル大学マーケティング学修士(MS)。
アドバイザー
シニア・アドバイザー
本荘 修二(ほんじょう しゅうじ)
新事業、イノベーション、マーケティングなどの経営コンサルティングを手掛ける。
多摩大学経営大学院 客員教授。共同ピーアール株式会社社外取締役、500 Startupsメンターほか日米の企業アドバイザーを務める
BRIDGE主宰、SPARK!サポーターなどコミュニティづくりの活動でも著名
ボストン・コンサルティング・グループ、米Computer Sciences Corp.にて経営コンサルティングに従事の後、CSK・セガグループ会長付・グループ戦略室マネジャーを務める。IT特化のグロースエクイティ投資General Atlantic LLC日本代表などを経て、現在に至る
「エコシステム・マーケティング」「大企業のウェブはなぜつまらないのか」「成長を創造する経営」など著書多数。翻訳に「ザッポス伝説」がある。「インキュベーションの虚と実」をダイヤモンドに連載中
東京大学工学部卒、ペンシルベニア大学MBA、早稲田大学博士(学術:国際経営)
オルタナティブブログ http://blogs.itmedia.co.jp/honjo/
連載「インキュベーションの虚と実」 http://diamond.jp/category/s-incubation